歯科ドックの費用とは?歯科ドックの検査項目や流れについても徹底解説
歯科ドックの費用について知りたいと悩んでいませんか?
この記事では「歯科ドックの費用」について紹介していきます。
結論、歯科ドックの費用については、10,000~30,000円と歯科医院によっても費用が異なります。
他にも「歯科ドックの検査項目」や「歯科ドックを受けるメリット」についても解説します。
ぜひこの記事を参考に、歯科ドックについて理解を深めてみてください。
歯科ドックの費用とは?

歯科ドッグは、歯科医院によって異なりますが、10,000円〜30,000円が費用相場とされています。
歯科ドッグとは、人間ドッグのお口版で、口腔内の健康状態を確認するためにさまざまな検査が行われます。
また、歯科ドックの理想的な受診頻度は、1年に1回とされていますが、口内状態や年齢などによっても頻度が異なるので、担当の歯科医に確認してみましょう。
歯科ドックの検査項目

歯科ドックでは、主に以下の検査が行われます。
- 口腔内検査
- レントゲン(歯科用CT)
- 噛み合わせ検査
- 歯周病検査
- 唾液検査
それぞれの検査項目について紹介していきますので、これから歯科ドックを受けてみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
口腔内検査
口腔内検査とは、口腔内全体の衛生状態や健康状態の確認を行います。
歯石が溜まっていないか、虫歯が無いかなどの確認を行い、詰め物をしている方については、歯にしっかりと合っているかどうかの確認を行います。
この際、歯磨きがしっかりと行えていないと判断されれば、ブラッシングの指導やケアグッズの提案などもしてくれることが多いでしょう。
レントゲン(歯科用CT)

口腔内全体のレントゲンを撮り、目視確認だけでは見れない歯茎や骨の状態を確認します。
一般的な歯科検診では分からない疾患を早期発見することが目的です。
レントゲンだけでなく、口腔内写真も撮るので、自分の歯の状態を確認でき、現状を把握しやすいのもこの検査の特徴です。
噛み合わせ検査
噛み合わせ検査では、噛んだ時の力を確認し、バランスの取れた理想的な噛み合わせができているのかなどの検査を行います。
すきっ歯や出っ歯、受け口などの噛み合わせが悪い状態が続いてしまうと、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 虫歯や歯周病 | 歯並びが悪くなると、歯が重なり合っている状態なので、食べカスや歯垢などが残りやすく、虫歯や歯周病が起こりやすくなります。 また、噛み合わせによって特定の歯に負荷がかかってしまうと歯周病の原因にもなります。 |
| 口臭 | 噛み合わせや歯並びが悪く、口がきちんと閉じられていないと口臭の原因にもなります。普段からしっかりと噛む習慣が無いと、唾液の分泌量が少なくなるのも、口臭の原因にもなります。 |
| しっかり噛めない | 噛み合わせが悪く、しっかり噛めないと、消化不良を起こしたり、顎の骨の成長が進まない可能性があります。 |
| 顔のゆがみ | 上顎や下顎の突出や、左右非対称の状態になってしまう可能性が挙げられます。幼少期から早く治療を行えば顔の歪みが起きづらくなるので、早期治療が重要です。 |
| 滑舌が悪くなる | 噛み合わせが悪いと口をしっかりと閉じるのが難しく、息が漏れてしまうので、滑舌が悪くなってしまうリスクがあります。サ行やタ行の発音がしづらくなる方が多い傾向です。 |
| 顎関節症 | 噛み合わせが悪いと、顎に負担がかかってしまうので、顎関節症になってしまうリスクがあります。「顎が痛い」「口が開かない」などの症状がある方は、なるべく治療を行いましょう。 |
| アルツハイマー病 | 歯周病菌によって、アルツハイマー病の発症原因とされている「アミロイドβ」が増えてしまうことで、発症や症状悪化を招いてしまいます。 |
また、必要に応じて歯型を取って、マウスピース矯正やワイヤー矯正などの歯列矯正を行います。
歯周病検査

歯周病検査では、歯周ポケットの深さ測定や細菌の量などの検査を行います。
歯周ポケットが深くなってしまうと、歯周病菌が奥に入ってしまい、増殖しやすくなるので、早期発見が重要になります。
以下のように、正しくセルフケアを行うと、歯周ポケットを浅くできます。
- ブラシは細かく震わせる
- 歯磨き粉は付けすぎない
- 歯と歯ぐきの境目を中心に歯磨きする
歯周病の症状が悪化しないように、3ヶ月に1回のペースで歯周ポケットの状態を診てもらうようにしましょう。
唾液検査
唾液検査は、虫歯の原因となるラクトバチラス菌やミュータンス菌などの虫歯菌の量と、唾液の分泌量を調べます。
虫歯菌の量を知ることで、虫歯になってしまうリスクを事前に把握でき、対策できるメリットが挙げられます。
その他にも、口臭のレベルを数値化することもできます。
歯科ドックと定期検診の違い

歯科ドックは、定期検診に比べて、一人ひとりに長い検査時間をかけることができ、細かい部分まで調べられる特徴があります。
定期検診では、ある程度の虫歯や歯周病の検査が可能ですが、検査時間や検査項目が限られているため、詳しいところまでは分かりません。
3ヶ月に1回の定期検診はなかなか受けられない人は、1年に1回の歯科ドッグを受けるだけでも、虫歯・歯周病の予防にもつながります。
検査の回数が抑えられるぶん、費用を抑えられるのもメリットです。
歯の健康を維持したい方は、定期検診や歯科ドックを積極的に受けるようにしましょう。
歯科ドックを受けるメリット

歯科ドックを受けるメリットについては、以下4つが挙げられます。
- 虫歯や歯周病の早期発見
- 医療費の負担を軽減
- 全身の病気の予防
- 天然歯を長く健康に維持できる
それぞれのメリットについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
虫歯や歯周病の早期発見
歯科ドックを受けるメリットとして、虫歯や歯周病の早期発見につながります。
虫歯や歯周病の症状が悪化すると、神経を取ったり、歯を抜いたりするリスクが高くなってしまうので、そうならないためにも早期発見・早期治療が重要になります。
歯のクリーニングや正しいブラッシング方法なども受けられるので、口の中の健康維持にも効果的に働きます。
医療費の負担を軽減

歯科ドックを受けると、歯の健康を維持できるので、治療費などでかかる費用の負担が軽減できます。
高齢になるほど歯のトラブルが増えてしまうので、最低でも1年に1回歯科ドックを受けるようにしましょう。
全身の病気の予防
口内環境は全身の病気にも影響を与えているので、健康維持にも効果的に働きます。
口の神経や血管は全身と繋がっており、虫歯菌や歯周病菌などが血管内に侵入してしまうと、全身に行き渡ってしまうので、全身疾患を引き起こしてしまうリスクが高くなります。
具体的には、以下の病気に悪影響を与えるとされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 心疾患 | 歯周病菌が血管に侵入し、動脈硬化を誘導する物質が出て血管を詰まらせてしまうリスクがあります。血管内で血栓ができてしまうと心筋梗塞や動脈硬化などの原因にもなります。 |
| 糖尿病 | 歯周病菌によって作り出される炎症性物質は、インスリンを効きにくくする作用があるので、糖尿病を悪化させてしまうリスクがあります。 |
| 脳梗塞 | 血管内で血栓ができやすくなるので、脳梗塞や脳卒中などを引き起こしてしまう可能性があります。実際に、歯周病にかかっていない方に比べて、約3倍リスクが高いと言われています。 |
| 誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん) | 歯周病菌が食べ物と一緒に肺に入り込むと起こりやすくなります。高齢者に多く見られる症状です。 |
| 低体重児出産 | 口の中に虫歯菌や歯周病菌が増えてしまうと、免疫のバランスが崩れてしまい、早産による低体重児出産につながってしまいます。 |
このように、全身の健康を守るためにも口の中の健康が重要なポイントになると言えるでしょう。
天然歯を長く健康に維持できる

歯科ドックを受けると、歯に悪影響を与える原因の早期発見ができるので、天然歯を長く健康に維持できるメリットが上げられます。
天然歯にはクッションのような役割を果たしている「歯根膜」が存在しており、歯に強い衝撃が加わってもダメージを軽減できたり、食べ物の食感を楽しめたりするのです。
しかし、天然歯は削ってしまうと二度と元に戻らないので、歯科ドックを受けて虫歯や歯周病予防を積極的に行いましょう。
歯科ドックの流れ

歯科ドックの流れを把握しておくと、スムーズに歯科ドックを受けられます。
具体的に歯科ドックの流れについては、以下のとおりです。
- カウンセリング
- 検査
- 検査結果の報告
- 治療や予防処置の実施
- 治療後のカウンセリング
それぞれの流れについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
カウンセリング
歯科ドックでは、検査を行う前にカウンセリングを行い、検査の内容や役割の説明を受けます。
また、患者の抱えている悩みや不安に思っていることに対して、しっかりと相談に乗ってもられる時間でもあります。
その他にも、歯科医院によっても異なりますが、食生活の習慣や生活習慣、予防歯科の大切さなどの説明も行なっているので、歯の大切さを再認識できるメリットも挙げられます。
検査

歯科ドックの検査は、主に以下の検査を行います。
- 口腔内検査
- レントゲン(歯科用CT)
- 噛み合わせ検査
- 歯周病検査
- 唾液検査
虫歯や歯周病などの口内全体のリスクを調べられるので、早期発見・早期治療にもつながります。
また、口腔がんや金属アレルギーなどの病気も早く発見できるので、症状の悪化を予防できます。
検査結果の報告
検査終了後は、担当スタッフから検査結果の報告を受けます。
一人ひとりによって歯の状態は異なるので、最適なオーダーメイドの治療計画や治療方法の提案などの説明を受けられます。
歯科医院や検査項目によって異なりますが、検査結果の報告が2週間以上かかってしまうケースもあるので、あらかじめ注意が必要です。
治療や予防処置の実施

検査結果の内容に合わせて、治療や予防処置の実施を行います。
もし虫歯や歯周病などがあり、早期治療が必要だと判断された場合には、歯科ドック当日もしくは翌日に治療を行います。
とはいえ、患者様の都合に合わせて最適な処置を行ってもらえますので、後日改めて処置を受けることも可能です。
治療後のカウンセリング
治療後のカウンセリングでは、今後の生活での注意点や予防方法などのアドバイスを受けられます。
次回の歯科ドックの実施時期を聞いたり、予約を行うことも可能です。
また、検査内容以外でも口腔内で気になることがあれば、治療について提案もしてもらえるでしょう。
歯科ドックについて理解を深めよう!

歯科ドックの検査項目や歯科ドックを受けるメリットを紹介しました。
歯科ドックの検査項目については、主に以下が挙げられます。
- 口腔内検査
- レントゲン(歯科用CT)
- 噛み合わせ検査
- 歯周病検査
- 唾液検査
また、歯科ドック費用は、歯科医院によって異なりますが、10,000円〜30,000円で、理想的な受診頻度は1年に1回とされています。
今回の記事を参考に、歯科ドックについて理解を深めてみてください。









