妊娠中のホワイトニングはNG?授乳中も要注意!胎児に与える影響とは
妊娠中や授乳中にホワイトニングをしてしまうと胎児や母乳に悪影響がある恐れがあります。
この記事では妊娠中のホワイトニングについての注意点を紹介します。
妊娠中や授乳中のホワイトニングがNGな理由や、妊娠中の口内ケアの方法などを確認していきましょう。
歯にまつわるトラブルは歯科医に相談して対策をしてください。
<この記事で分かること>
- 妊娠中にホワイトニングをするとどんな影響がある?
- 授乳中もホワイトニングはNG?
- 妊娠中・授乳中にできる口内ケアにはどんなものがある?
- 妊娠中にホワイトニングをしたい場合はどうすればいい?
妊娠中にホワイトニングをしてはいけない?

一般的に、妊娠中のホワイトニングはNGとされています。
妊娠中にホワイトニングを避けたほうがいい理由として、以下の点が挙げられます。
- 理由1.薬剤が胎児に影響を与える可能性がある
- 理由2.妊娠中は虫歯や歯周病が起こる原因になる
ホワイトニングは歯の見た目を良くする施術として人気ですが、妊娠中のホワイトニングは胎児に影響を与えてしまう恐れがあるので避けたほうがいいでしょう。
理由1.薬剤が胎児に影響を与える可能性がある
妊娠中のホワイトニングがNGな理由として最も大きいのが、ホワイトニングに使用する薬剤が胎児や赤ちゃんに影響を与えてしまう可能性があるということです。
ホワイトニング剤には「過酸化水素」や「過酸化尿素」などの成分が含まれており、これらの成分が胎児に悪影響を及ぼす恐れがあります。
一般的な説としてはホワイトニング剤によってできる気泡が理由とされています。
ホワイトニング剤に含まれている過酸化水素が血液中のタンパク質と反応して小さな気泡ができます。
気泡が血液を通じて胎児の中に入ると細い血管を詰まらせる可能性があるのです。
ホワイトニング剤に含まれる「過酸化水素」という成分が胎児に悪影響を及ぼす場合がある
過酸化水素とは?・・・歯を白くするための漂白成分のこと。 基本的に安全な成分ですが、濃度が濃すぎると火傷の原因になることがあります。
理由2.妊娠中は虫歯や歯周病が起こる原因になる
妊娠中のホワイトニングは胎児だけでなく母体にも影響を及ぼす恐れがあります。
妊娠中はホルモンバランスが乱れがちで、口内トラブルが起こることも少なくありません。
妊娠中は虫歯や口内炎のリスクが高まるとされていますので、ホワイトニングは避けたほうがいいでしょう。
口内トラブルが起こっている状態でホワイトニングをしてしまうと知覚過敏の原因になることもあります。
妊娠中は口内トラブルのリスクが高いので要注意!
しっかりと歯ブラシやうがいなどの対策をしよう
妊娠中の口内ケア4選!

妊娠中に口内ケアをする方法、および妊娠中であってもホワイトニングをできる方法を紹介します。
- 歯のクリーニングをする
- ホワイトニング歯磨き粉を使う
- ホワイトニングサロンへ通う
- 歯のマニキュアを利用する
歯のクリーニングをする
歯のクリーニングをすることで口内ケアができます。
歯のクリーニングでは通常の歯磨きでは落としきれない歯垢(プラーク)を洗い落とします。
クリーニングによって口内が清潔になるではなく、見た目にも美しくなるでしょう。
歯のクリーニングは虫歯や歯周病の予防にもなるため、妊娠中の口内ケアは歯のクリーニングがおすすめです。
<歯のクリーニングがおすすめな理由>
歯のクリーニングでは歯垢(プラーク)を洗い落とすことで口内環境を整えます。
口内が汚れていると細菌の温床になってしまいかねません。
クリーニングとホワイトニングの違い
クリーニングとホワイトニングの違いは、歯の汚れを落とすか歯を白くするのかという違いです。
クリーニングは歯の汚れを落とすことが目的なので、歯は必ずしも白くなりません。
ホワイトニングは歯を白くすることが目的であり、ホワイトニングをする過程で歯の汚れを落とすことになります。
ホワイトニング歯磨き粉を使う
ホワイトニング用の歯磨き粉を使うことで妊娠中でもホワイトニングが可能です。
ただし、過酸化水素が含まれている歯磨き粉は胎児や赤ちゃんに悪影響を及ぼす恐れがあります。
特に、海外メーカーの歯磨き粉には過酸化水素が入っている場合が多いです。
ホワイトニング用の歯磨き粉を選ぶ際は、歯磨き粉に含まれている成分をチェックして過酸化水素のない歯磨き粉を選ぶといいでしょう。
ホワイトニングサロンへ通う
妊娠中にホワイトニングをしたい場合はホワイトニングサロンがおすすめです。
ホワイトニングサロンでは過酸化水素などの赤ちゃんへ影響を与える可能性のある薬剤は使わないため、胎児への影響がないホワイトニングの方法とされています。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングには大まかに分けて3種類があります。
このうち、妊娠中でも問題なくホワイトニングができるのが「セルフホワイトニング」という方法です。
セルフホワイトニングはクリニックには通わずに美容サロンでホワイトニングをします。
その際、過酸化水素のような強力な薬剤は使わないため胎児に影響しないとされています。
セルフホワイトニングはクリニックではなくサロンで行うため、妊娠中の気分転換にもなるでしょう。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| セルフホワイトニング | サロンでホワイトニングをする |
| ホームホワイトニング | 自宅でホワイトニングをする |
| オフィスホワイトニング | クリニックでホワイトニングをする |
セルフホワイトニングで使用される薬剤
セルフホワイトニングは医師による施術ではないため、クリニックより弱い薬剤を使用します。
一般的にセルフホワイトニングで使用される薬剤に含まれているのは「酸化チタン」や「亜塩素酸ナトリウム」という成分です。
これらの成分は歯の漂白や汚れを落とす役割があります。
セルフホワイトニングは安全である以外にも安価で気軽にできるというメリットがあります。
セルフホワイトニングは「過酸化水素」を使わないため妊娠中も安心して利用できる!
歯のマニキュアを利用する
一時的に歯を白くするには歯のマニキュアというアイテムを利用するという方法がおすすめです。
歯のマニキュアとは、歯にマニュキュア液を塗ることで一時的に歯を白く見せるものです。
一時的に人前へ出る必要がある場合など、暫定的な利用ができます。
妊娠中の口内ケアは歯のクリーニングがおすすめ!
「過酸化水素」」を使用しないセルフホワイトニングや歯のマニキュアや、妊娠中のホワイトニングとして有効!
妊娠中にホワイトニングをしてしまった場合はどうすればいい?
ホワイトニングの途中に妊娠が判明してしまった場合はどうすればいいでしょうか?
ホワイトニングは胎児へ影響がある可能性がありますが、必ずしもすぐに影響が出るわけではありません。
妊娠が判明したらホワイトニングを中断し、担当の歯科医などに相談してみましょう。
すぐに影響があるわけではない
妊娠中にホワイトニングをしたとしても、すぐに赤ちゃんへ影響へ出ることは少ないです。
しかし、ホワイトニングの途中に妊娠が判明した場合はただちにホワイトニングを中断しましょう。
妊娠が判明したらホワイトニングを中断するべき
妊娠中にできるホワイトニングのケア
妊娠中はホワイトニング剤を使ったホワイトニングはできませんが、うがいや歯磨きなどで歯のケアができます。
歯磨きのほかにも、歯のクリーニングを行って口内ケアを十分にして健康な状態で出産に備えましょう。
ホワイトニング中に控えるべき食べ物
ホワイトニングの際は色素が歯に付着しやすいため、色の濃い食べ物や飲み物は控えたほうがいいとされています。
ホワイトニング中に控えるべき食べ物として、以下が挙げられます。
<ホワイトニング中に控えるべき食べ物>
- 色の濃い食べ物:チョコレート、カレーライス など
- 色の濃い飲み物:コーヒー、紅茶、赤ワイン、ぶどうジュース など
- 調味料:ケチャップソース、ウスターソース など
妊娠中にホワイトニングはできないため、これらの色の濃いものを口にすることは控えたほうがいいでしょう。
例えば、ソース料理よりも塩味の料理を選ぶことで歯に色が付着することが少なくなります。
授乳中のホワイトニングに要注意

妊娠中だけでなく授乳中にホワイトニングをすることも、赤ちゃんにとっては良くないとされています。
ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素が母乳にも影響して赤ちゃんの身体に入ってしまう恐れがあるのです。
授乳期間中はホワイトニングは避けて赤ちゃんの安全を確保するようにしましょう。
ホワイトニング剤が母乳に影響を与える可能性がある
授乳中のホワイトニングが危険な理由は妊娠中と同様に、過酸化水素が原因です。
過酸化水素は濃度が高すぎると小さな気泡を生むので、血管を通じて赤ちゃんの体内に入る可能性があります。
出産後はいつからホワイトニングができる?
妊娠中にホワイトニングを我慢しても、出産直後からホワイトニングすることは推奨されていません。
ホワイトニング剤の影響が母乳に表れる可能性があるため、授乳期間中はホワイトニングをしないほうがいいでしょう。
ホワイトニングができる期間の目安としては授乳期間が終わってから、というのを目安にしてください。
授乳期間は人によって個人差がありますが、1歳前後から2歳前後までという方が多いです。
ホワイトニングを避けたほうがいいケース
ここまでに、妊娠中や授乳中のホワイトニングを避けたほうがいい理由について説明していきました。
妊娠・授乳中以外にもホワイトニングを避けた方がいいケースとして、以下のケースが挙げられます。
- 妊娠・授乳中の方
- 18歳未満の方
- 虫歯や歯周病がある方
- 過度の知覚過敏の方
- 人工の歯はホワイトニングできない
18歳未満の方はホワイトニングNG
未成年や18歳未満の方は歯が成長中であるため、ホワイトニングは推奨されていません。
ホワイトニングの薬剤を使うことで歯や歯茎の成長を妨げて、将来的に不安定な歯になってしまう可能性があるのです。
実際に、18歳未満のホワイトニングは受け付けていないクリニックは多いです。
ホワイトニング剤は若い人にとって刺激が強いものであるため、取り扱いに注意しましょう。
虫歯や歯周病がある方
虫歯や歯周病のある方、あるいは重度の知覚過敏がある方はホワイトニングは推奨されていません。
虫歯がある場合は虫歯を治してからのホワイトニングとなります。
人口の歯
人口の歯にはホワイトニングの効果がありません。
ホワイトニングの効果は生きている歯にのみ有効なものです。
そのため、入れ歯や差し歯など人口の歯にはホワイトニングが利用できないので注意しましょう。
歯のトラブルは歯科医へ相談しよう

妊娠中や授乳中のホワイトニングは胎児や赤ちゃんに悪い影響を与える可能性があります。
そのため、妊娠中や授乳はホワイトニングは避けたほうがいいでしょう。
妊娠中の口内ケアとしては歯のクリーニングなどの方法があります。
過酸化水素などの強力な薬剤は胎児や赤ちゃんに影響がある可能性があるため、妊娠中の使用は避けるようにしましょう。
強力な薬剤を使用しなければ妊娠中でも安全にホワイトニングができます。
クリニックではなくサロンでのホワイトニングをする、あるいはホワイトニング用の歯磨き粉を使用するといった方法がおすすめです。
妊娠中以外にも虫歯がある場合や未成年のホワイトニングは推奨されていません。
実際のクリニックでも妊娠中や授乳中の方がホワイトニングをする際は歯科医から注意が入ります。
歯のトラブルでお悩みでしたら歯科医へ相談しましょう。
<まとめ> 妊娠中・授乳中にホワイトニングはNG!
- 過酸化水素を使ったホワイトニングは胎児や赤ちゃんに影響を与える可能性がある
- 妊娠中は歯のクリーニングをするなどの口内ケアをするべき
- 妊娠中のホワイトニングは過酸化水素を使わない方法がおすすめ









