マウスピース矯正で八重歯を治すと顔が変わる?費用・期間・ポイント
「八重歯がコンプレックスだから、マウスピース矯正を検討している」という人は多いですよね。
周囲の人に矯正治療を気づかれる可能性が低いマウスピース矯正ですが、「矯正後に顔が変わってしまう」、「思うような効果が得られなかった」と、マウスピース矯正をしたことに後悔している人もいるようです。
この記事では、八重歯の人がマウスピース矯正をする際のポイントをはじめ、以下6つを解説していきます。
この記事を読むとわかること
- マウスピース矯正とは
- マウスピース矯正にかかる費用
- マウスピース矯正にかかる期間
- 八重歯を放置するデメリット
- マウスピース矯正で後悔する6つのポイント
- マウスピース矯正で後悔しないための5つのポイント
マウスピース矯正は八重歯の矯正も可能!

そもそも、マウスピース矯正はどのようなものなのか、マウスピース矯正の八重歯治療にかかる費用や期間が気になりますよね。
マウスピース矯正なら、従来のワイヤー矯正よりも安く・早い矯正治療が受けられるという話もありますが、実際はどうなのでしょうか?
まずはマウスピース矯正についての理解を深めて、自分には合う矯正方法なのか?ワイヤー矯正の方がいいのか考えてみましょう。
マウスピース矯正とは
マウスピース矯正はマウスピース型の矯正器具によって歯列を整える矯正方法で、軽度なすきっ歯・八重歯・出っ歯の矯正治療に向いています。
透明度の高いマウスピースを使用するため、他人からは矯正治療をしていることがほとんどわかりません。
ワイヤー矯正のデメリットでもあった、審美面・痛み・違和感が少ないため、人と話す機会が多い人におすすめの矯正方法です。
重度不正咬合はマウスピース矯正ができないので注意
マウスピース矯正は歯にブラケットやワイヤーを装着しないので、審美面を気にしている人から注目を集めていますが、適応症例がワイヤー矯正に比べて少ないので注意が必要です。
抜歯をしたり大きく歯を動かしたりする矯正治療を希望する場合は、マウスピース矯正が行えません。
上記の症状で周囲にバレない矯正をしたい人は、裏側ワイヤー矯正を検討してみるのがおすすめです。
マウスピース矯正にかかる費用
マウスピース矯正には全体矯正と部分矯正があり、全体矯正の費用相場は60万円~100万円、部分矯正の費用相場は10万円~50万円程度かかります。
マウスピースブランドによっても費用が異なるため、費用を抑えたい人は、安価なマウスピース矯正ブランドを取り扱っている歯科医を探すのもおすすめです。
マウスピースブランドごとの費用相場は、以下の表を参考にしてみてください。
| マウスピース矯正ブランド | 全体矯正の費用相場 | 部分矯正の費用相場 |
| インザビライン | 70万円~100万円 | 30万円~50万円 |
| クリアコレクト | 40万円~90万円 | 15万円~35万円 |
| アソアライナー | 20万円~50万円 | |
| マウスピース矯正ローコスト | 45万円~115万円 | 30万円~75万円 |
| スマイルトゥルー | 20万円~60万円 |
マウスピース矯正にかかる期間
マウスピース矯正にかかる期間は、全体矯正の場合1年~2年、部分矯正の場合3か月~1年が目安になります。
「前歯のすきっ歯な部分を少し整えたい」という場合はワイヤー矯正よりも短期間で矯正が終了するので、気軽に歯並びを整えられます。
ただし、矯正終了後は後戻りしやすいので、一定期間リテーナーをつけて歯並びを固定しなくてはいけません。
八重歯を放置するデメリット

八重歯は叢生(そうせい)と呼ばれる不正咬合ですが、日本ではチャームポイントとして受け入れられています。
「八重歯があるとかわいい」といわれることもありますが、八重歯を放置しておくと思わぬ落とし穴に陥ってしまうかもしれません。
八重歯を放置するデメリットとして以下3つを解説するので、八重歯矯正をするか悩んでいる人は参考にしてみてください。
- 虫歯・歯周病リスクが高い
- 口臭の原因になる
- 口の中を傷付けてしまう
虫歯・歯周病リスクが高い
八重歯はほかの歯よりも犬歯が前に飛び出し、隣の歯と重なっているので、歯磨きをするときに磨き残しが起こりやすくなるため、虫歯や歯周病リスクが高い傾向にあります。
また、八重歯の生えている部分の歯茎はほかの歯茎よりも薄いので、歯茎が下がり歯の根が露出するリスクも高いです。
歯の根はエナメル質に覆われていないため、虫歯になりやすく、知覚過敏になってしまう可能性もあるので注意しましょう。
口臭の原因になる
八重歯がある人とない人を比較すると、八重歯がある人は口が閉じにくく、口呼吸になってしまうことも多いです。
口呼吸になると口の中が乾燥して口内に細菌が増えてしまうので、八重歯があると口臭が強くなる可能性があります。
八重歯があると、口呼吸や磨き残し・虫歯・歯周病などが原因となり口臭が発生しやすくなるので、八重歯矯正で歯列を整えるのがおすすめです。
口の中を傷付けてしまう
八重歯はほかの歯よりも前にずれて生えているので、食べ物を噛んでいるときに誤って唇や頬の内側の粘膜を噛んでしまうことがあります。
唇や頬の内側の粘膜を噛んでしまうため、常に口の中に口内炎があるという人も少なくないでしょう。
また、八重歯によって噛み合わせが悪いと、歯や歯茎にとって大きなダメージとなり、咬合性外傷という歯周病のような症状を引き起こす可能性もあります。
咬合性外傷とは
咬合性外傷とは、歯並びや咬み合わせの悪さが原因で、歯や歯茎、顎にダメージが出てしまうことです。
咬合性外傷を放置すると、歯茎が腫れたり、歯がグラグラしたり、咀嚼時に痛みがでることもあります。
最悪の場合、咬合性外傷が原因で歯が割れ、抜歯が必要になることもあります。
八重歯をマウスピース矯正すると後悔する?

「八重歯をマウスピース矯正して後悔した」という人の多くは、マウスピース矯正のデメリットを熟知していなかったことが原因と考えられます。
あらかじめマウスピース矯正のデメリットと対策方法を知っておくことで、後悔のない矯正を行えるでしょう。
マウスピース矯正の後悔ポイントと、矯正を受ける際のポイントを解説していきます。
マウスピース矯正で後悔する6つのポイント
八重歯矯正にマウスピース矯正を選んで後悔する人の多くは、マウスピース矯正についてしっかりと下調べをして、デメリットを確認していなかった可能性があります。
マウスピース矯正はいい面ばかりが広告でPRされているので、メリットだけみて矯正を行うと、「こんなはずではなかった」と思うこがあるでしょう。
マウスピース矯正をして後悔する人は、主に以下6つを理由にあげることが多いです。
- 歯の表面を削らなくてはいけなくなった
- 矯正に痛みがある
- 思ったような効果が得られない
- 顔が変わった
- 虫歯や歯周病になった
- 後戻りした
歯の表面を削らなくてはいけなくなった
マウスピース矯正は、歯を動かすスペースを確保するために、歯の表面を削ることがあります。
「ワイヤー矯正は抜歯する必要があるから、抜歯の必要がないマウスピース矯正を選んだ」という人は、健康な歯を削らなくてはいけないため、そんなつもりはなかったのにとガッカリするかもしれません。
また、歯の隙間や大きさを揃えるといった、審美面から歯を削ることもあります。
矯正に痛みがある
マウスピース矯正は痛みがない矯正方法として広く知られていますが、矯正開始時やマウスピースを変更したばかりのときは、痛みを感じることがあります。
マウスピース矯正による痛みは、「引っ張られるような痛み」や、「締め付けられるような痛み」と表現されることが多く、2日程度で気にならなくなるでしょう。
マウスピース矯正はワイヤー矯正と比較して痛みは少ないですが、まったく痛みがないわけではありません。
思ったような効果が得られない

「マウスピース矯正をしているけど、思ったような効果が得られない」と感じている人は、マウスピースの装着時間が短いことが考えられます。
マウスピース矯正は自分で着脱できますが、20時間以上着用し続けなければ歯列矯正の効果を実感できません。
マウスピース矯正をはじめるとき歯科医師に指導された通りに矯正を進めないと、歯並びが悪くなってしまうこともあるので注意が必要です。
顔が変わった
出っ歯の人はマウスピースを装着しているせいで、鼻の下の溝である人中が長く見えたり、矯正終了後にほうれい線が気になってしまうという人もいるため、矯正のカウンセリングでしっかりシミレーションしてもらう必要があります。
マウスピース矯正をすると口元のバランスが整い、横から見たときの口の出っぱりがなくなるので、横から見たとき、Eラインの整った顔になります。
また、噛み合わせがよくなることで歯ぎしりや食いしばりがなくなり、咬筋への負担が軽減されるため、エラが小さくなることもあります。
このことから、矯正中と矯正後には顔が変わるといわれているのです。
虫歯や歯周病になった
マウスピース矯正をしたせいで虫歯や歯周病になったという人は、普段からデンタルケアが不足している可能性が高いです。
通常は唾液によって食べかすや細菌を洗い流せますが、マウスピースをしているとその唾液の恩恵も期待できません。
とくに、八重歯がある人は歯が重なっている部分にプラークが残りやすいので、歯ブラシだけではなく歯間ブラシやフロスをして汚れを取り除きましょう。
後戻りした
マウスピース矯正で歯並びを整えても、その後メンテナンスをしなければ元に戻ってしまうことがあります。
矯正終了直後はまだ歯並びが元に戻りやすいので、リテーナーをつけてきれいな歯並びを定着させましょう。
リテーナーは、終了後1年~2年程度継続して装着すると、後戻りの心配がないと言われています。
マウスピース矯正で後悔しないための5つのポイント

せっかくマウスピース矯正をするなら、納得して治療を進めたいですよね。
そこで、これからマウスピース矯正をする人がチェックしておきたい以下の5つのポイントを解説していきます。
- マウスピース矯正が適応する症状か確認してもらう
- しっかりと治療計画を立てる
- 治療期間・費用を理解したうえで矯正をはじめる
- 矯正中はデンタルケアに力をいれる
- 矯正終了後はリテーナーを装着する
上記のポイントを網羅しておくと、満足いく結果が得られる確率が上がるので、ぜひチェックしてください。
マウスピース矯正が適応する症状か確認してもらう
マウスピース矯正を希望する人は、カウンセリングで必ず口の中の状態を確認してもらいましょう。
マウスピース矯正はワイヤー矯正と比べて適応症例が少なく、重度の不正咬合には適応されません。
適応しない症状の人がマウスピース矯正を行うと、より歯並びが悪くなってしまう可能性があります。
しっかりと治療計画を立てる
歯科矯正の治療計画は、矯正の仕上がりを想定するのはもちろん、トラブルを回避やトラブルが発生した際の対処方法まで予測を立てます。
治療計画を立てずに矯正を行うと、思わぬトラブルが発生する可能性があるので注意が必要です。
矯正治療を行うときは、しっかり治療計画を立て内容を共有してくれる、信頼できる歯科医を探しましょう。
治療期間・費用を理解したうえで矯正をはじめる
マウスピース矯正をはじめる前に、想定される治療期間と費用を確認しておきましょう。
一般的にマウスピース矯正は短期間・低コストで矯正が受けられると言われています。
しかし、歯並びや希望する仕上がりによって、治療期間や費用は異なります。
事前に確認しておかないと、想定以上に費用がかかり後悔してしまうかもしれません。
矯正中はデンタルケアに力をいれる
マウスピース矯正中は、虫歯や歯周病にならないように気をつける必要があります。
食後はマウスピースを装着する前に、フッ素入りの歯磨き粉で歯を磨いたり、デンタルフロスや歯間ブラシでプラークがたまらないようにケアしましょう。
どうしても歯磨きができないというときは、水で口をゆすいで食べかすを洗い流しておいてくださいね。
矯正終了後はリテーナーを装着する
リテーナーとは、矯正した歯が元に戻らないようにするための保定装置です。
歯科矯正終了直後は歯並びが元に戻りやすいため、リテーナーを装着して歯並びを定着させましょう。
リテーナーの装着期間は1年~2年程度かかりますが、歯並びが戻ってしまうと、また矯正治療を行わなくてはいけません。
マウスピース矯正は治療計画が重要!

マウスピース矯正をして後悔する人の多くは、治療計画や矯正のメリット・デメリットを把握せずに始めてしまっている場合があります。
歯科矯正は治療計画に沿って治療が行われるので、十分な治療計画を行い、情報を共有してもらうことが大切です。
これからマウスピース矯正を行う人は、信頼できる歯科医を見つけて、満足できる矯正治療を行いましょう。









