虫歯予防のために短時間でプロの歯磨きをご希望の忙しい方

口腔内には３００種類以上の細菌が、歯をよく磨く人でも１０００億ほど存在し、食後８時間でプラーク（細菌塊）を形成し、日ごろの磨き残しの食べ物を栄養源とする病原菌が虫歯や歯周病を引き起こすバイオフィルム（細菌膜、ぬめり）を形成します。バイオフィルムになると病原菌は歯ブラシでは落ちません。機械清掃によるバイオフィルムの物理的除去は虫歯予防の第一歩です。

歯の表面のつるつる感をまずは実感してプロ歯磨きの素晴らしさ体験してください。

矯正治療中の方には専用のツールを用いた矯正治療用クリーニングもご用意しております。お気軽にお尋ねください。

フッ素は歯を強くし、虫歯になりにくい歯を作ることができます。当院ではより虫歯予防効果の高いフッ素を歯の表面に塗布します。通常のフッ素塗布に比べイオン化することでより強く染み込みやすくするイオン導入法も扱っています。フッ素は定期的に塗らないと効果を発揮しませんので、定期健診時にフッ素塗布を実施。また、ご自宅でも使用できるフッ素も販売をしていますので、ご希望の方には使用方法や注意点を詳しくご説明します。

虫歯菌や歯周病菌は、唾液の中に存在します。唾液を採取して最新の唾液検査機で解析を行うことで、お口の中の虫歯菌の量や、歯周病リスクを表すタンパク質、白血球数、唾液の質など7項目が同時にわずか5分程度で判定できます。検査結果から口の中の環境が把握でき、今後どのように予防をしていけばよいのか方針がわかります。
唾液検査を行う際に、痛みなどは全くありませんのでご安心ください。

ご自分の口臭は実は気づきにくいものです。自分に振り掛けた香水は気付かないように、自分のにおいに鼻が慣れるからなのです。口臭とはむし歯や歯周病を原因とするもの、胃が悪くガスが昇ってくるもの、精神的に気にしすぎるものとタイプは色々ありますが、それらを判別する科学的に根拠のある大学病院同等の検査機械を当院では導入しました。一般的な機械では口臭があるかどうかしか測れませんが、この機械では硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドがどのくらい含まれるのかを精密に検出します。これによってどこを治すのが間違いないのかが一目瞭然です。 当院では口臭測定には精密機器で息の成分解析を行い、根本原因を追究したうえで改善案をご提案致します。 根本的には歯周病の治療や汚れを落とすこと、虫歯を治すこと、被せ物をやり直すこと、歯並びを良くすることで改善します。また、口腔内細菌の質を改善する口臭対策用バクテリアセラピーの併用も効果的です。

 マタニティー（妊婦）に特化した予防歯科プログラム。妊娠によるホルモンの影響で妊婦さんの約８割は歯周病にかかっています。現在日本では約１０人に一人が低体重や早産で産まれており、その原因の一つとして歯周病が注目されています。妊婦さんが歯周病にかかっていることで、低体重児・早産のリスクが約７倍も高くなるという報告が出ています（日本臨床歯周病学会）。身体に配慮した安全なクリーニングと、Bio Gaia社がスウェーデンで国際特許を取得した乳酸菌Ｌ．ロイテリ菌を応用したマタニティー歯科予防プログラムの併用で、抗生剤など使うことなく、安心して歯周病を根本から抑制することができます。